2019年8月27日

アトカル・マジカル学園 としまおやこ小学校



6月1日(土)から6月30日(日)まで毎週土曜日・日曜日、巣鴨地域文化創造館、巣鴨郵便局、大正大学内鴨台花壇カフェを教室に変身させ、親子が同級生となって遊んで学ぶ6月期間限定の「としまおやこ小学校」が開催されました。親と子が同級生、地域の方々等が先生となり、普段の学校とはちょっと違うユニークな授業が行われました。


入学式ではおやこ小学校の校長先生、TJ校長から入学おめでとうとお祝いのメッセージをもらいました。校長先生は100年後の豊島区からやってきた未来人だそうです。
そして、高野之夫豊島区長が登場。豊島区についてのお話がありました。生徒たちは思わぬビッグゲストに驚きの表情でした。

1週目の授業は算数。『おやこではじめてのおつかい!』
としま案内人駒込・巣鴨の皆様が先生となり、巣鴨のまちの歴史についてお話をお聞きしました。

レクチャーのあと、700円を握りしめて親子チームで巣鴨地蔵通り商店街へ。たくさんあるお店選びから慎重に、美味しそうな物、便利そうな物、おしゃれな物の3つを探します。とげぬき地蔵にまつわる先生からのクイズにも挑戦し、巣鴨についての知識がまた一つ増えました。買い物の後には商店街で買ってきたものの発表をしました。700円の使い方には試行錯誤が見られ、選んだ商品にはそれぞれ、親子チームの個性が溢れていました。早速親子で力を合わせた1週目の授業でした。

2週目の授業は理科。『自分たちの体と心を整えよう。』

土曜は整体師の徳江みち子さんが、日曜はリフレクソロジーの小林亮さんが先生となり、親子で自分たちの身体について考える授業でした。土曜日の授業では身体のゆがみをチェックし、親子でマッサージをし合いました。日曜日の授業では足裏に目印をペイントし、マッサージをしました。生徒たちは皆、気持ちいい~とリラックスのご様子。眠そうになりながら親子でマッサージをし合い、お互いの身体を労わる授業になりました。

3週目の授業は社会。 『大人vs子ども!おやこ会議。』

まちづくり会社「NPO法人AKITEN」代表の及川賢一さんが先生となり、大人vs子どもの大会議を行いました。
この日は初めて大人と子どもに分かれての授業でした。大人生徒からのルールの提案に子ども生徒たちが質問をしながら可決か否決かを決めていきます。健康を保つために早寝早起の習慣を身につけて欲しいとの提案に、子ども生徒からの意表を突いた質問が次々と飛んできました。大人生徒たちは子ども生徒たちに受け入れてもらえるよう丁寧に答えました。親子が同じ立場に立つことで、お互いのことを考えながら話し合えた授業となりました。

4週目の授業は家庭科。 『おやこカフェOPEN!』

土曜日の授業では大正大学の学生の皆さんが先生となり、「とっておき」の料理を披露。大学生になってからおうちご飯のありがたみがわかったというエピソードもお聞きしました。親子チームもそれぞれのおうちご飯を調理し、皆で食べました。頑張った後のご飯を、みんなで美味しそうに、嬉しそうに食べていました。日曜日の授業では韓国出身の安憲永さんが先生となり、韓国海苔巻き「キンパ」を皆で作りました。「いただきます」の言葉は作物を作ってくれた方や調理をしてくれた人、そして自分に感謝を込めて言うことが大事だそうです。最後はそれぞれ自分の夢をカラフル習字で描き、素敵な家庭科の時間となりました。

5週目の授業は国語。『ことばって面白い!おやこで贈り合おう』

株式会社「LITALICO」の鈴木悠平さんが先生となり、性格を表す様々な形容詞を勉強。
ぴったり合う形容詞を選んで、親子で表彰状を送りあいました。
まずは大人生徒が教壇から子ども生徒へ表彰状を授与。表彰状はとても愛情に満ちた温かい言葉で溢れていました。照れくさそうに聞いていた子ども生徒が、今度は大人生徒に表彰状と似顔絵を一緒にプレゼントすると、大人生徒は似顔絵に描かれている顔と同じ笑顔になっていました。

最終週となったこの日は、YORIKO先生から生徒の皆さんへ似顔絵入りの卒業証書が送られました。

また、大正大学の学生の皆さんは、カラフルなおやこ小学校の備品を作成する準備段階から、毎週の授業アシスタント、4週目の授業にて先生を務めていただくなど、としまおやこ小学校にとって欠かすことのできない存在となりました。

おやこ小学校終了後のアンケートにて、「親子で同じ目標に向かうことができて良い経験になりました。」、「1ヶ月間、親子で楽しませて頂きました。多くの親子さんが、この事業に参加してもらいたいと思いました。」、「親子で話しがたくさんできるプログラムでした。子どもの性格がでたり、思わぬ考えを聞けたり、一緒に参加したお友達の発表を聞くのもとても楽しかったです。」などの感想をいただきました。

ふだんとは違う週末を親子で過ごせた1か月。きっと卒業証書を見るたびに思い出して笑顔になってしまうでしょう。